脱溝畑FC

事なかれ主義】-まんま大分FCじゃねえか!と思ったのでWikipediaより引用-
解決すべき問題が発生しているのにもかかわらず、それを避けたり、あるいは見て見ぬふりをしたりして、係わり合いになるのを避け、問題を放置する消極的な考え方。
平穏無事に物事が済めばよいという考え方なので、多数決などを取るときは、多数の意見に賛成することが多い。また、官僚制組織などでは、収益が上がらないなどの問題が発生しても倒産しない思いが根底にあり、問題解決による成果より、波風を立てたことによって問題解決を推進した人物が問題視され、ひいては処罰される傾向があるといわれる。その結果、問題が放置されやすいという問題点がある。

 長年の不摂生がたたって大病を患った、放っとけば余命1ケ月で死んでいたはずの人をタダで入院させた上に、「手術が成功して退院したら、働いて返せよ。返済期限は無しだ」という親分。しかも過去にこの病人は親分に何度となく反抗的な態度をとっている。それでも6億貸すという親分。溝畑社長の退任より、こっちに涙が出そうです(;ω;)
 別にトリニータのための基金でも何でもない「みんなの基金」からこれだけ拠出するわけだから、他のクラブに対しても説明しないといかんでしょう、ここは。自分のトコより先に。
 来シーズンからは溝畑宏氏は元社長(そもそも”来シーズン”があるのかどうかすら極めて怪しいが)。トリニータには関わりません。というかそうあるべき。というか・・・そう思いたい、信じたい。もちろんこれまでの全てにおいて害悪だとは言わない。しかし完全に脱却しないと建てなおすことは到底不可能。結果責任とたびたび口にしてきたのはどこの誰か?
 選手も毎回同じミスをしていれば使われなくなって、「残りたい」といくら言ったって契約延長はされないから。経営者もそういうことでいいんじゃないだろうか。関係は断ち切っていい。このタイミングで断ち切らなければ、いつ断ち切るんだと。トリニータはすでに倒産したも同然の状態なんだから。

 それなのに、たかが2億、3億の赤字だとか、これまでのトリニータによってもたらされた経済効果の方が大きいとか、「たったこれだけ」みたいなことや、Jリーグへの恨み節のようなことを書いてる方がおられるようだ・・・誰とは言わないけど。そもそもその金がありゃあ、これほどの危機にはなってないわけで。「あってはならない経営」をしていた大分がJリーグ側を恨む理由は存在しないんだけどなあ。
 経済効果なんてのは算出する方法と人次第ではあるけど、コレとそれとあれの経済効果を足してみたら日本のGDPを軽く超えましたとか、冗談じゃなしに本当によくあるし、あまり簡単に信用していいものじゃない。まして、それで今回の“罪”が軽くなるなんてそんなおかしな話はない。経済効果ってのはそれを享受する側がいて初めて経済効果なわけで、それを当事者とはいえ特定の企業の赤字や放漫経営のいいわけに使うなんてトンデモにもほどがある。
 それなりの立場にいるんだし、トリサポの大多数の意見のように思われたら嫌だな。急に金が足りなくなったわけじゃないんですよ。大分のためにこれだけ無理をしてくれている親分の顔に泥を塗るおつもりで?