今はまず残留することを全力で考えて実行することだろう

トリニータ、ついに7連敗。こりゃ大変だ。

こういうことを言っている人がいた。
降格してほしくないからといって、「降格=消滅」なんて根も葉もないことを言うのは実に馬鹿げている。そんな煽りで残留できるなら始めから苦労はしない。
このままの規模でやろうとすれば、遅かれ早かれ当然そういうことになるだろう。降格後も今の規模に近いものを保とうとすれば間違いなく収入が減るのだから、破綻しないほうがおかしい。だが、このままの規模でJ2でやるなんてことはありえない。生きていくために経営者はそんなことはできないから。何もしなければ死ぬのは当たり前のことだ。
船が沈むかもしれない時に荷物を海に捨てるのは当たり前のことで、それ自体は悪いことでも何でもない。死にたくなければ誰でもそうする。
強豪でもないのに、「今まで降格しなかったからこれからもずっとJ1に居続けられる」なんて保証はどこにもない。いつ、強豪になったというんだ。残留争いの常連が、年ごとに成績が大きく上下するチームに変わっただけのことだ(もちろんこれはこれで大きな変化だが)。J1昇格以後、強豪になったことなんて一度もない。
降格というのは、J1で戦う資格を失うというだけではない、収入が減る代わりに支出も減らして規模を縮小して再出発してください、という救済的な意味合いもある。ここを見た人の周りに、もし降格したら応援しないという人がいれば、「降格も昇格もない野球でも見てろ」と言ってやって下さい。