どうしてこうなった?

 何の責任も負わなくていい、いちサポーターにすぎない外野の一般市民の言葉だけど、これが本当に本音なので書いてみる。
13連敗は尋常じゃない一大事。シャムスカの去就問題になるのも当然。ただしその責任は監督だけにあるのではない。というか、世の中誰か一人が悪い、原因はたった一つなんてことはまずないわけで・・・。誰が悪いかよりも、何が悪くてこうなったかを考えることの方がずっと大事だ。
 リーグ戦で13連敗するには、当たり前だが最低13試合戦わなければいけない。13回試合をする間に、フロントは何をしていたんだと言いたい。しかも、実際にはナビスコの予選もあったのでもっと時間はあった。今シーズン、これまでに報じられたことなどから想像するに、強化部(長)が「こりゃ何らかの補強が必要だな」と思い始めた時期すらかなり遅かったんじゃないかと思う。4連敗の時点でかなりの危機感を持ってほしかった。34試合(しかない)のうちで4、5試合続けて勝ち点ゼロというのは、痛すぎる。お金がないのならなおさら。そういう認識が薄かったとしか思えない。少なくとも、中断前か中断期間中に何らかの補強なり監督人事なり着手するのが「普通のクラブ」じゃないか?何も糞高いフェルナンジーニョを取れとはだれも言わないのだから。
 お金がないのは分かるが、その間、大分よりもはるかに資金に乏しいJ2下位クラブでさえ、レンタルでの補強に着手しているのも事実。お金がないからといって、フロントの能力の問題をお金の問題にすり替えていいものだろうか?